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ー捨てない選択ー

出来るだけ、少数気鋭の物でもって、暮らしを作っていきたいと思っています。

 

ですが実際の暮らしは、「いったい、どこからこの物たちはやってくるのだろう?」と首をひねってしまうほど、物は集まってくるものです。

 

買わないように、貰わぬように。そう心がけていても、現実にはなかなか。と言ったところ。

 

プリント類、おもちゃやおまけの類、なんだか色が薄い貰い物の色鉛筆。石、キャラクターのタオル、社名のついたカレンダー、社名のついたボールペンに、エトセトラ、エトセトラ・・・・・・。

 

もはや、カテゴリーに属することすら難しい小物など、雑多なものに囲まれて暮らしているのが現実。いかんいかん。断捨離断捨離!とカツを入れ、一定量を心がけています。心がけて、ね。いるのですよ。ワタクシハ。

 

けれども、ふと、「断捨離」を考えたとき、ここのところしばらく、「うーむ」と考え込んでしまうように。目の前からいらないものが消えたら私はスッキリ。でも、このゴミはどこへゆくのだろう?と考えた時、「もしかして、断捨離って地球にとって、迷惑なんじゃないの?」なんてことも思わなくないのです。

 

「断捨離」って、じつはものすごく、自己中な考え方なんじゃないかしら?と思い至って、ただいま断捨離を断捨離中。それに、結局、また買ったら同じことだよなぁ。と、なんだかた釈然としない気持ちで、ずっと過ごしてきました。

 

だったらどうすれば良いのだろう?

考えて、考えて、これならできるかなぁ?というコトを書き出してみました。

 

①100円ショップにはできるだけ行かない。

②あるもので工夫をする。

③買うなら、できるだけ自然に還るものを選ぶ。

④買うときに、最低10年は使えるか吟味する。

 

何十年も便利な暮らしをしてきたんだもの。買って、捨てるを繰り返してきたんだもの。

いきなり、ハードルが高いのは、どうしても続かない。

でも、これくらいならできそうということばかり。

 

この内容を守り続けて、まだ3年。

行けばついつい買ってしまう100円ショップには、本当に必要なときだけしか行かないように。

 

海洋プラスチックも気になるので、選ぶものは、自然素材の物に。

そうすると、なんだろう?家の空気が心地いい。

自然素材の物は、いつか土に還るもの。

強度が欲しいものは、ガラス製や琺瑯製品を選んでいます。

 

実はこの写真の引き出しも、おばあちゃんが使っていたもの。

 

安価で便利なものが、すぐに手に入る世の中だからこそ、これからは私たち人間の「捨てない技術」が試されるのではないでしょうか?

 

もうそろそろ、人間の我がままし放題は、やめにしよう。

そんな風に、地球に言われている気がして仕方がない、今日この頃です。