こんにちは。
【本と暮らしの研究室】を運営する梨田莉利子です。
さて皆さん、このゴールデンウィーク。必死になっておばあちゃんを探しましたか?笑
見つかりましたか?
今日は、なぜ自分のノオトに「おばあちゃん」を貼るのか?というお話しをしたいと思います。
突然ですが、私たちは平等だと思いますか?
残念ながら、私たちは私たちが平等ではないということに気づいてしまっていますよね。
確かに法律の下には平等かもしれない。でも、生まれた環境も顔も性格も、持って生まれた能力も全く違います。どこかの誰かに憧れた経験、私にはあります。
けれど、たった一つだけ平等なことがあります。
それは時間。
時間だけはだれも24時間を持っている。24時間はみんな自分のものです。
そして、その24時間を365日重ねると、1年が経ち、みんな同じように年齢を重ねます。これも平等。
ですから、私たちはみんな必ず年齢を重ねるし、いつか人生を閉じるのです。
皆さんは、人生の最後の日々をどんなふうに過ごしたいですか?
「私は、90歳になっても自分のチカラで生活をしたい!」
「私は、たくさんの孫に囲まれて、にぎやかに暮らしたい!」
「ひっそりと、本を読んで暮らしたい」
「ご近所さんとボランティア活動をしたい!」
色々な方がいらっしゃると思います。
でも、例えばおばあちゃんになったとき、周りの人からどんな風に言われたいか?と想像したことはありますか?
「おばあちゃんは、ずーっと片付けをしていたねぇ。片付かなかったけど」
「おばあちゃんは、ずーっと怒っていたよねぇ。子どもを怒るコトにかけては天下一品だったよ」
なんだか、書いていて自分で笑ってしまいました(笑)。
そんなこと、言われたくない(笑)。
「おばあちゃん、ずーっとブランドモノの洋服きてたねぇ。今は入らないけど」
とかも嫌ですね(笑)。
これはつまり、自分が人生の大半を過ごし終えたとき、自分の大好きな人たちにどんな風に思っていてほしいかを考える練習です。
だって、日常でそんなこと、まず考えないでしょう?
人間は、いつか終わりの日を迎えます。
その時を想像することで、今やるべきことが見えて来る。
それに、素敵なおばあちゃんを並べるのはとっても楽しいものです。
私の「なりたいおばあちゃん」No. 1はなんといってもターシャ・テューダー。↑写真なおばあちゃん。私は、このおばあちゃんノオトを作っていて、いつか自分が「こんな風になりたいな」と思えるおばあちゃんをずーっとスクラップしています。
おばあちゃん専用のノオトを作るってとっても楽しいのです。80歳になっても90歳になっても素敵に暮らせる(かも】って考えると、ウキウキとワクワクがとまりません。
もしかしたら、車椅子になっているかもしれないし、病気になるかもしれない。
そんなことは誰にもわからないから、今、この瞬間にウキウキとワクワクを貯蓄しておくんです。
是非、このゴールデンウィークは、「おばあちゃん探し」してみてくださいね!
皆さん、素敵な一日を!