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ラベンダーに恋い焦がれ②

週末は晴れて、気持ちのよいお天気が拡がりましたね。

 

今はまた、厚い雲が立ち込めている関西地方です。

 

さて、ミス・ラベンダーのお話しをさせていただいた前回。

 

ラベンダーに恋焦がれ①

 

ラベンダーというまだ見ぬ花に、思いを馳せていた小学生時代。一目みたい。一目でいいから・・・・・・。とまさに、あれは恋だったと言っていいと思います。

 

アンシリーズのミス・ラベンダーの魅力もその想いを加速させました。

私も、アン同様

ー「一度、あなたを見つけた以上、うるさいくらいお邪魔しますわ。」ー

と言っては、物語の中のミス・ラベンダーに会いに出かけたのです。

 

そんな毎日を送っていたとき、ふと、いつもの駅前の本屋さんで大好きなコーナーから、一冊の本を抜き取りました。

 

小学館ミニレディシリーズ

花のメルヘン入門

熊井明子 著

小学館 発行

 

皆さん、小学館ミニレディシリーズをご存じですか?

オシャレをはじめ、手芸や星占いや料理までを網羅した少女のための実用入門シリーズ。このシリーズが大好きで、本屋さんで立ち読みしては、おこづかいを貯めて少しづつ本棚に揃えて行くのが私の楽しみだったのですが、ここに私の夢見るラベンダー畑の写真が掲載されていたんです。

 

一面に広がる紫の絨毯!

小花模様のサシェ。

 

これだ!と本屋さんで膝を打ち、一目見ることのできた幸せに、穴の開くまで立ち読みさせていただきました(笑)。

 

それから数年たち、高校の修学旅行で富良野のラベンダー畑を訪れることになるのですが、まぁ、これがなんとも幸せな修学旅行として今でも記憶に残っています。

 

ラベンダーのポプリにラベンダーの精油。ラベンダーの香りのするハンドクリームを自分のお土産に買い求め、心もほくほくでラベンダーのソフトクリームを食べた懐かしいあの日。

 

初めて山彦荘を訪れたアンにミス・ラベンダーが差し出すラベンダーの花束。そんな憧れのラベンダーの花束を初めて手にしたのもあの場所でした。その香りを嗅ぐたびに、私の少女時代最後の思い出として懐かしく思い出されるのが、ラベンダーなのです。

 

こんなに恋い焦がれるラベンダーなのですが、実は何度も育てては失敗している花の一つなんです。暑いのが苦手だと知っていながら、苗を求めては枯らしてしまうダメな園芸家なのです。

 

ラベンダーをうまく育てるコツ、ご存じの方はぜひ教えていただきたいなぁ・・・・・・。

 

では、皆さん。素敵な一日を!