こんにちは。
本と暮らしの研究室を運営する梨田莉利子です。
梅雨に入った途端、来る日も来る日も雨が降っていたのに、ここへ来て暑いくらいの日が続いていますね。皆さん、いかがお過ごしですか?
さて、今日は梨田の実践する毎日の暮らしの整え方をご紹介したいと思います。
現在、在宅ワーク中の方も多いのではないでしょうか?私の本業はフリーライターと心理カウンセラー。実は2足の草鞋を履いています。コロナになってからほぼ在宅で仕事をしており、しばらくは仕事と家事のバランスがうまくいきませんでした。
家事をしていると、どうしても次から次へと「やるべきこと」が目についてしまい、気になって仕方がない・・・・・・。
仕事をしていると、次から次へとアイディアが浮かんで家事に戻れない・・・・・・。
結果、ストレスが溜まり、学校から帰ってきた子どもにも優しくできないという悪循環。さらに、大好きな読書の時間が減る!
こりゃ、いかん!と考えた結果どうしたかというと、「時間を可視化」したんです。
私は一体、何にどれくらい時間がかかるのか?ということを全て紙に書き出し、時間を見えるようにという実験を丸2日かけて行いました。
これ、ストップウォッチを持って家じゅうウロウロする壮大なプロジェクト(笑)。
ただし、子どもや他の家族と一緒にやることはそこに含まないようにしました。何故なら、それは物凄く流動的だからです。
例えば「子どもの勉強を見る」の場合、我が家は3人いるのでそれぞれ理解にかかる速度が違います。しかも、その時によっても違うので、それは時間には含まないように。
ここで可視化するのは自分ひとりで行う場合の時間です。
そうすると、家事の中には5分でできること。10分でできること。そしてそれ以外の家事があると気づきました。
そして、5分でできることと10分でできることは、ノートの裏表紙にふせんを貼って見える化しておきます。
私たちは、視覚から最も多くの情報を受け取っています。
こんな風に「見える化」することで、自分の中に定着することができるのです。
そして、原稿と原稿の間や仕事の休憩時間に、パズルのようにこのふせんを当てはめていくんです。それは頭の中でやってもいいし、時間単位で分かれているスケジュール帳を使っている方なら、貼っていくともっといいと思います。
ウィズコロナ。またはアフターコロナに置いて、私の中では「ワークライフバランスの時代は終わったな」という感覚があります。
新しい働き方を手に入れた私たちは、たぶん次のステップに進むような気がしています。
これからは「ワークアズライフ」。
つまり、仕事の中に暮らしがあり、暮らしの中に仕事がある。というような時代が来るのではないのでしょうか?
これは100年前と同じ働き方。
暮らしながら仕事をし、仕事をしながら暮らす。
ターシャ・テューダーの暮らし方がまさにそうですよね。
これは原点回帰ですよね。
暮らしを整えることが仕事に生きるし、仕事をすると暮らしが生きる。
何事も自分次第。
だから、私たちは自分という個をしっかりと育てなきゃいけない。そんな風に感じています。
家にいる時間が多い今、是非この方法ためしてみてくださいね!
そして、空いた時間でたくさんの本を読みましょう!お互いに。